haiku(2011-07-01)から転載

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東京電力は、浄化設備の運転を続けながらミスを減らしていく対策を取らざるをえないとして、設備の操作や点検の方法をまとめたマニュアルの充実を図ることにしていて、ミスが起きた場合には再発防止策を速やかに盛り込みたいとしています」

人為ミスによって装置がしばしば停止するのがけしからんとマスメディアは言いたいらしいが、これはむしろ、初期不良つぶしだと思うべきなのではないか。確かに毎日のように装置は停止しているけれども、致命的な事態には至らないし、起きてみれば簡単に防げるように思える事故も、その種がどこにひそんでいるかは起きてみないと分からないものだし。本来なら本格稼働以前にていねいに見て行くべきところを、稼働しながら並行してチェックしているわけで、これで上手く行ったら、それはそれですごい技術力なんじゃないの。上手く行けばだけど。