haiku(2017-11-29)から転載

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例えば「0.1%の確率で発ガンします」なんて言われたって、なんのことやらですわ。それが高いのか低いのかなんて、これだけじゃわからない。喫煙による発ガンリスクはこれこれとか、水道水中のホルムアルデヒドによる発ガンリスクはこれこれとか、そういう身近な、あるいはすでに存在している(=知らずに受容している)リスクと比較することで、初めてどんなものかがわかる。あるいは、これをやると0.1%の発ガンリスク上昇と引き換えに、0.1%の認知症発症リスクが低下するとか、他のリスクとのトレードオフ関係を評価するとか。リスクを表す確率の数字は、そうやって使うもの。単独で示したって意味がない。 一般の人が通常の生活を送る上で、どのようなリスクがあるのか。それを網羅したような情報があれば、リスク評価をやりやすい。その人が新たなリスクを受け入れるかどうかを決める際に、他のどんなリスクと比べるかはその人にしかわからないし決められない。だから、どんなリスクとも比べられるように、一覧表とかがあったらいいと思う。