haiku(2018-07-21, 07-24)から転載

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撤去に反対の人の意見で多かったのは、モニタリングポスト(本当はリアルタイム線量測定システム)を見ることで安心できる、1Fはこの先長いこと廃炉が終わらないのにモニタリングポストがないと心配、という話。測定器を維持するのは経済的・技術的に大変だから、県内のモニタリング結果をリアルタイムで見られるようなモニターをおくとか(本当はウェブで見られるんだろうけど)、何か目に見える施設で代替したらどうかと思った。もし1Fで何か起きたとしたら、その地点だけの線量率がわかるよりも、より広域の状況がわかった方がその後の行動を決めるのに役立つし。要するに、毎日そこに行けばいつも見られる、地蔵みたいなものが望ましいのではないか。

撤去が提案されてるのはリアルタイム線量測定システムだけで、モニタリングポストは現状維持だって規制庁の人は言ってるのに、発言する人は次々と「モニタリングポストは残すべき」「モニタリングポスト撤去に反対」と言うの。人の話聞いていないでしょ。いくつかのキーワードの組み合わせに反応してるだけ。まるで東ロボくんのようだ。中国大使館の人の話が紹介されるくだりでの聴衆の反応が、それを象徴している。これじゃ、話し合いになるわけがない。